毎日写経~しゃぁきょうももくもくと

毎日写経した画像をアップします 誤字脱字ありで御免なさい

父の字


このタイトルでYahooブログに少しばかり記事を書いていました
12月でブログサービスは終了 他のブログは引っ越ししたのですが
そのブログは記事数も少ないのでそのままにしていました
般若心経のブログを作ったことで字に関することは父にも関係があります
それでこのブログにYahooブログの記事を転載しようと思いました
父に関係があると書いたのは 子どものころから父の男らしい字が好きでした
父の字を真似て書いていましたが なにせ基本がなっていませんので
似るはずもなく上手くなるわけでもなく いつかいつかと思っていました
PCを始めて20年ほどなりますが 実際書く作業からは遠ざかってしまう結果
その間意識して書き続けていたら少しはましになったかとは思うのですが
元来 今期 根気のない子ですので始めても続かないのがいつものこと
そうしている間に古希を過ぎてしまいました
「男70代は死に時 死に支度」を心ひそかに思っています
毎日が死に支度のつもり 写経もそのひとつ 
父の字に少しでも近づきたい そういう思いもあります
またこの機会に父の字を見て父のことを思い出そうかと
これまで父のことを考えるのを避けていました
父と向き合う勇気がなかったのです それか過去と結びつくことですから
見たくない考えたくない事ではありますが 逃げて避けてばかりもおれない
年取ったのだからもう死に時なのだから 逃げないでという思いが後押ししています
ほあ ほかのブログにログインできなかったことからこのブログを始めたのですが
結果として「字」というツール?で父と あるいは自分と向き合う機会になるかと


読み返すと投稿する意思がくじけますので
読み返さず投稿
したがって誤字脱字ありで失礼します


父の晩年の字


姉たちが記念にと掛け軸にしました
若き日の父の特徴のある力強さと勢いがもうありません
ちち 父は85で無くなりました
この字はいつごろ書いたか分かりません
私は20の夏に家出して
大坂の守口市の運輸会社の寮に住んでいました
その時送ってくれた手紙があります
50年以上も前の手紙になります
その頃父はまだ60前だったと思います
私が好きな父の字です



父は無駄なこと  や手間なことはしません
手紙はほとんどか書きません
書いても葉書に用件だけ
たとえば「蒲団送れ」という具合
日本で一番短い手紙になるかも
そんな父が自分の略歴を書いてよこした手紙の表
中学生の頃 この父の名前のくずし字を真似したものです
基本も知らずに
父のような字を書きたいと思いつつ70年を過ぎてしまいました
いまやっと父の字とも向き合う心になれました